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DIRECT DRIVE / Time’s Running Out (’82)
軽快なカッティングギターから一気にノリのいい本編へ突入するポール・ハードキャッスル絡みのライトファンク。





KATIE KISSOON / You’re The One (You’re My Number One) (’83)
Sharon Redd の2ndアルバムに入っていてもおかしくない様な、Daryl Payne プロデュースによる若々しい女性ボーカル物。





CACHE / Where is My Sunshine (’81)
切なげなメロディーが全編にほとばしる、涙なくしては踊れない傑作ダンサー。





UNIVERSAL ROBOT BAND / Barely Breaking Even
Leroy Burgess-Greg Carmichaelという黄金コンビが作り上げた四つ打ちバスドラの重量感あふれるビートにカッコいい上物がこれでもかと持続するガラージファンク。





INNER LIFE / No Way (’83)
Not on LP ながらも、相変わらずのBurgess-Carmichaelコンビによる良い仕事。
ボーカルはジョセリン・ブラウンではないものの、この女性ボーカルもなかなか太い良い声をしています。





INNER LIFE / Let’s Change It Up (’84)
こちらもNot on LPのグレイトなアップ。





TRACEY WEBER / Sure Shot (’81)
ちょっとドスの効いた女性ボーカルが、カッコいいニューヨークサウンドをバックに歌う。
Larry Levan MIX。





TONI SMITH / Ooh….I Like The Way It Feels ! (’83)
エボ太さん(EBONY RECORDS)がイベントでかけていたのを聞いて秒殺されました。イントロの弾むビートにカッティングギターが被さり、Tom Browne/Funkin’ for Jamaicaでお馴染みトニー嬢のカッコいいボーカルが歌い上げるグレイトファンク。





ALTON EDWARDS / I Just Wanna (spend some time with you) (’81)
インターネットラジオで聞いて以来、何年もかけて探した執念の一枚。テンポは速いながらも、ぶっといベースラインにハイテナーの男性ボーカルが胸キュンなメロディーに乗って疾走する様は圧巻の一言。





CURTIS HAIRSTON / Summer Time
イントロを聞くと「やばっディスコか?!」と思わせるが、ボーカルが始まるとナイスな人力ダンスサウンドに狂喜乱舞。クレジットにはAleem兄弟の名も見える。





LAFAMILLE / Dancer
可憐な女性ボーカルとキラキラしたキーボード、軽快なカッティングギターが野太いベースと絶妙にマッチ。サビのメロディーも美しい超強力ダンサー。





MICHAEL BAKER / Don’t You Want My Lovin’ 84)
レア物80’sコンピには、おしゃれNYサウンドのDance Mixが収録されていますが、Original Mixは破壊力抜群のベースが大暴れ。どちらのミックスもメロディはサビもブリッジも寸分のスキもないカッコ良さでたまりません。





DARK STAR / Sexy Baby (’83)
オールドスクールラップの4曲入りミニアルバム。一番の聞き物はYour Favorite Beat。構成はEVERSIONS / Wikka Wrap をヒントにしたと思われ、Mama Used To Say-Good Times-Got to be Real-Cutie Pie-So Ruff ,So Tuff-Genius of Love-Back Together Againなどが次々と飛び出し、好き者には堪らないでしょう。





THE MANHATTAN TRANSFER / Spice Of Life (’83)
当時ポップシーンで人気の白人男女4人組ボーカルグループが、これまた大人気プロデューサーだったRod Tempertonを迎えて作り上げた、僕にとって奇跡の傑作ダンサー。間奏のスティービーの哀愁ハーモニカもナイススパイス。





QUINCY JONES / Razzmatazz (’81)
大ヒット曲「愛のコリーダ」収録アルバムからの12インチカット。
ここでもRod Tempertonマジック炸裂のグレイトチューン。





SECOND IMAGE / Strange Reflections (’85)
UKのグループの2ndアルバム。Starting Again , Satisfies Your Love , Don’t You という高得点の曲を抑え、僕の第一位は神様Rod Temperton作のLights Outで決まり。この曲のアレンジは素晴らしく、僕はこの曲で30分は泣きながら踊る自信があります。





JIMMY SCOTT / Games (’90)
この年のインディーものではNo.1ではないかと思えるアルバムの中でも一際輝いていたモダンダンサーの傑作。





JIMMY SCOTT / Can’t Say No (’90)
この曲もGamesに勝るとも劣らない。特に間奏のキーボードの素晴らしさときたらもう・・・





WORLD PREMIERE / Share The Night (’83)
1分55秒と少々長めのイントロの後に、R&Bのネタにもなっている超カッコいいキーボードフレーズが出てきて、その後は麻薬的なビートに陶酔してしまいます。





SURFACE / When Your X Wants You Back (’84)
アルバムを出す以前にSALSOULで女性ボーカルを前面に立てていた頃の12インチ。
フルートとエレピがオシャレで爽やかなミディアムダンサー。





LARRY GRAHAM / Sooner or Later (’82)
タイトル曲はボトムがぶっとく、とても格好良い。中盤のシンセボイスでさらにファンク度アップ。





TEENA MARIE / Irons In The Fire (’80)
このアルバムはなんと言っても1曲目のI Need Your Lovin’ につきます。本人によるベースとギターのアレンジもさることながら、Paul Riserによるホーン&ストリングスのアレンジは更に秀逸。7分29秒の長さを感じさせません。





FREDERICK / same (’85)
85年のインディー名盤。A-1のミディアムスロー Somebody Won’t Sleep Tonightからして素晴らしく、グレイトダンサーA-4 Move Onで踊った後はB-2の大傑作スロー Gentleでソファーに座ってむせび泣き、ラストのライトなアップLove Takerで明日の活力を充電しましょう。





DEBRA LAWS / Very Special (’81)
ネタとしてもお馴染みのタイトル曲はもちろんAクラスのメローグルーヴ。しかしこのアルバムは他にも抜群のライトファンクA-1。ミディアムのA-2、A-4、B-1、B-2、B-3と好曲がひしめき合う名盤になっています。





DEODATO / Happy Hour (’82)
80年代にプロデューサーとしてKool & The Gangの復活に一役買ったエウミール・デオダートのアルバム。Keep on Movin’ は小気味良いカッティングギターが格好良いナイスライトファンク。Happy Hour は80年代のクールを思わせるハッピーなライトファンク。B-3もユニゾンの女性ボーカルが爽やかなライトファンク。とライトファンク祭りです。





TERRY CALLIER / Turn You To Love (’79)
シャッフルビートの大傑作Ordinary Joeはフリーソウルでも人気ですが、いくつかあるバージョンの中でもこのアルバムのバージョンが一番ではないでしょうか。A-1 Sign Of The Timesはファンク調のバックがカッコいいです。





RONN MATLOCK / Love City (’79)
とうていジャケ買いはしないでしょうが、裏を見るとバリー・ホワイト似の写真とプロデューサーのマイケル・ストークスの名にソウルファンは目が留まるでしょう。I Can’t Forget About Youが正にバリーなA級メローグルーブ。You Got The Best In Meは70’sニューソウル系のナイスミディアム。





BOOKER NEWBERRY ?V / Love Town (’84)
タイトル曲は当時FENで良く耳にした印象があるのですが、それ程ヒットはしなかったようです。エアチェックしたテープを良く聞いていたからその様な印象を持ってしまったのでしょうか。しかし、この曲はNY系の非常に良い曲。Attitude、Shower Of Loveもナイス80’sダンサー。





JERRY KNIGHT / Love’s On Our Side (’82)
元RAYDIOのメンバー。She’s Got To BeはCAMEOタイプのファンクナンバーで軽快に始まり、I’m Down For That はシャラマーが歌って出していれば大ヒットしたのではと思わせるSOLARタイプのスペシャルなダンスナンバー。彼はこの後、Ollie & Jerryとして活躍。





LOU RAWLS / Now Is The Time (’82)
James Mtume-Reggie Lucasコンビが5曲、Thom Bellが4曲プロデュースしたアルバム。両者共アーティストの個性を見据えたミディアム中心の選曲。トム・ベル作品は (Will You) Kiss Me One More Time とAin’t That Love Baby が抜群。Mtume-Lucasはさらに凄く、Now Is The Time For Loveはこのアルバムのハイライト。続くBack To Youも秀逸。











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